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あなたにも出来る啓蒙活動

私SILVAが2008年から2011年まで渡米していた際に実際に行っていた誰でもできる啓蒙活動をご紹介します。

私は何も募金、ボランティア活動でなくても、「思いやる気持ち」で出来る事はいっぱいあると思うのです。

アメリカでは金銭的、時間的には余裕がなかったので、「リサイクルの信念」と「心、身体の温まる贈り物」が何かできないかと考案し、毎週制作してはNY市内の動物保険事務局(こちらでいう犬や猫を保護する保健所)に寄贈していました。

飼い主や母親兄弟と離れた動物達が収容される厩舎はコンクリートの床や壁、冷たい鉄の檻の中で心も身体も不安と寂しさに押しつぶれそうな表情をした動物達で溢れています。動物が苦手な子は一人身を小さくして部屋の隅に居たりします。

そんな不安を少しでも和らげたく、おもちゃや1匹ずつに与える毛布マットを不要になった衣類や毛布から作り直し、提供してきました。

犬や猫は自分の匂いのする、自分だけのテリトリーを作ると安心して眠れたり過ごせたりする習性があります。

どうか、皆さんも何かしてあげたいという気持ちを、こうしたリサイクルなどでゴミを減らし、お金には換えられない思いやりでの活動をしてみませんか?

安全な作り方をご案内しますので、参考になさっていただき、お近くの自治体、保健所にお問い合わせの上、寄贈ください。

また郵送ではなく、この機会にお近くの保健所などを実際に訪問して、ご自身がお住まいのエリアでどれだけの保護された動物がいるのか、その対策はどうなっているのかをご自身で知ってみる事もお勧めします。「かわいそう、ひどい」という話はSNSでもよく回っています。しかし、自治体、お住まいのエリア、都道府県によって環境、状況、収容数、起きている問題は様々です。どうか、ご自身の目と耳で事実や問題を把握して頂きたいと思います。

決して「お金」や「ボランティア活動」だけが啓蒙活動ではないのですから、発想を豊かにすれば私たちはもっと助け合い、無駄な物や命をなくすことができるはずです。

毛布の寄贈

 

作り方:

1/毛布を1/4にカットする

2/裏返しにして、2つ折りにして3辺を縫う。

☆縫う際の注意! 犬はタオルや毛布をよくかじります!その為に糸がほどけた際に飲み込んでも危険がないように作ってください!

手縫い際の糸は絹、木綿糸で2本取り、5cm間隔で一度縫い留めしてください。手間がかかりますが安全な方法になります。

ミシンで縫う際は2重に縫っていただくとほつれずらく安全です。

3/最後の4辺目は表に返してから縫いましょう。これで完成です。

厚みもあるので犬や猫はコンクリートや鉄格子の冷たさから逃れられぬくもりを感じる事ができます。

ちょっとの一手間であったかい贈り物ができます。丁寧に縫えば洗ってもまた使えますから!

 

各自治体、愛護団体、保健所など必要数を聞いて自己負担にて発送または届けてあげてください💓

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